深谷薬局 養心堂

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Re: 飲み合わせについて



投稿者 深谷薬局養心堂
回答先: 飲み合わせについて 投稿者 R.F
漢方薬の飲む量と、飲み合わせはその人、その人の体質によって違ってきます。
補中益気湯は、気を補う作用とそのおぎなった気をめぐらせる作用があります。
飲む量は1日1包でもよい時もありますし、3包必要な場合もあります。
ですで、どのくらいの量が適量かはここでは判断出来ません。

婦宝当帰膠は血を増やす作用と潤す作用があります。
これに対して当帰芍薬散は血を増やす作用と、少し水の流れを良くする作用があります。
この為、全体的に水分不足や乾燥がある場合は婦宝当帰膠、むくみやすい場合は当帰芍薬散が適しています。
婦宝当帰膠は、胃もたれ、下痢などが出る場合もあります。
この場合は食後に飲むとよいでしょう。それでも駄目なら量を少し減らしてみます。

衛益顆粒と補中益気湯を併用する事もよくあります。
これは気虚の程度と、気虚の場所を考えて使うと良いでしょう。
衛益顆粒は肺気を強め衛気(体を守る気)を高めます。
このため、免疫のバランスを調える際によく使います。
補中益気湯は脾気を強め、胃腸の働きを良くすると同時に、吸収した気を全身に巡らせる働きがあります。
このため、疲れや食欲不振などによく使います。





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